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SWELLの人気記事ウィジェットでWordPress Popular Postが不要になる?

SWELLを導入すると色んなプラグインが不要になると様々なサイトで言われています。

SWELL公式にも『このプラグインは不要だ』と明確に書かれているプラグインがありますが、実は3つしかなく、ほとんどがClassic editor関連のみです。

https://swell-theme.com/basic-setting/4688/

SWELLユーザーの人が書いた記事で、Wordpress popular postプラグインが不要になるという記事がありました。

この意見は公式の意見とは異なりますが、SWELLにはサイドバーのウィジェットとして人気記事ウィジェットがありますので、不要だという意見なのだと思います。

更に、公式サイトにはWordpress popular postからSWELLの人気記事カウントへのデータの移行方法も書かれており、Wordpress popular postユーザーがSWELLで使用を止めたいという需要は一定数あるのかもしれません。

この需要の背景にあるのは、SWELLとWordpress popular postの組み合わせで、デザイン的な統一感が失われる問題を解決したいということがあるのだと思います。

しかし、ちょっと待って欲しい。

多機能なプラグインゆえに、単純にSWELLの人気記事ウィジェットに切り替えると出来ないことがあるので注意が必要です。

この記事では、Wordpress Popular postを使い続けたい人のために、SWELLの人気記事ウィジェットでWordpress Popular Postを使う方法をご紹介します。

SWELLのPV数は当日のアクセス数を確認できない

SWELLのフォーラムに、『SWELLで当日のアクセス数の確認』についての質問がありました。

SWELLではアクセス解析の方法としてGA4を推奨されていますが、GA4は反映まで約24時間かかるため当日のアクセス数を把握することができません。

現在は、投稿一覧の積立PV数を主要記事だけ覚えておくという原始的な方法で大まかに把握しているのですが、何か当日の記事ごとのアクセス数を確認する方法はありますでしょうか?

サイトが重くなることを懸念し、プラグインは入れておりません。

 当日のアクセス数の確認について < SWELLに関する質問

確かに、SWELLのPV数は記事公開からの全PV数しか記録していないので、当日や7日間などの期間限定でのPV数の把握はできません。

それをしたいのであれば、プラグインなどで対応して欲しいということだと思います。

質問の回答に、推奨プラグインとして、QA Analytics – QAアナリティクス –というプラグインを紹介する返信がついておりました。

ヒートマップが確認できる有料プラグインの無料版という位置づけなので、あまり期待できないと思いました。過去にヒートマップ系のプラグインとしてAurora heatmapが話題に上ったことがありましたが、利用者が増えると無料版は改悪されてほとんど使えない状態になったことを記憶しています。

個人的には当日のPV数を見るなら、Wordpress Popular Postが簡単でいいと思います。

ヒートマップを確認するなら、Microsoft BingのClarityが無料でおススメです。

SWELLのPV数は期間ごとに集計できないは本当か?

期間ごとの集計については、SWELLのランキングデータの期間を区切って実現している記事がありましたが、期間内に投稿された記事の集計なので、ちょっと意味合いが違います。

例えば週間ランキングだったら、現在から一週間前までに公開された記事を対象にランキングを決めているということです。

サイトを表示したタイミングから一週間前までに公開(更新も?)された記事が無い場合、ランキング自体が表示されなくなります。

これは参考記事の実装の問題というよりSWELLのPV自体がDBに時刻を記録しない仕様ですので、仕方ないのです。

WordPress Popular Postは多機能なプラグイン

WordPress popular postは歴史の長い人気プラグインなので色々な機能が盛り込まれています。

WordPressの人気プラグインらしく、いかようにもカスタマイズできるようにAPIが豊富に用意されています。

SWELLの人気記事ウィジェットのHTML構造はそのままに、ランキングデータ部分だけWordpress popular postを使うことも出来そうです。

WordPress Popular Postが遅いというのはウソ

SWELLの人気記事表示用の表示数のカウントはREST API経由でpost_metaに書き込まれます。

WordPress Popular Postも同じ仕組みですが、書き込む情報が単純なカウント数ではありません。

条件を色々指定してランキングを取得する時にはクエリが複雑になるので結果を取得するのが遅くなる可能性がありますが、キャッシュがあるのでいちいち結果を取得しませんから、影響は少ないでしょう。

WordPress Popular Postが遅くてSWELLの人気記事ウィジェットに乗り換えたという人がいるなら、キャッシュを使っていないか、勘違いでしょう。

SWELLの人気記事ウィジェットで出来ないこと

SWELLの人気記事ウィジェットに機能追加するにあたり、Wordpress popuar postは多機能すぎるので、需要がありそうな機能だけでいいかなと思います。

SWELLの人気記事ウィジェットに無い機能

  • 期間ごとの集計
  • カスタム投稿タイプごとの絞り込み
  • カテゴリの絞り込み
  • authorの絞り込み

SWELLで違和感なくWordpress Popular Postを組み込むには?

WordPress Popular postを使ってSWELLの人気記事ウィジェットを機能拡張するのが簡単です。

SWELLのデザインはそのままに、機能はWordpress popular postを使うことで、デザイン的な差分を吸収することができます。

人気記事ウィジェットの機能拡張についてはこのサイトの他の記事でご紹介しています。

その時の考え方を使えば、Wordpress popular postの出力結果をSWELLの人気記事ウィジェットに乗せ換えることができます。

まとめ

SWELLをカスタマイズしようとすると、テンプレートパーツの書き換えが必要になるような構造になっているので、あまり面白くないし、正直やりたくないです。

WordPress popular postのAPIを見ていると、Wordpress本来のカスタマイズ性の高さを再認識しました。

やはり、CocoonやSnow Monkeyの方がWordpressの哲学を素直に実現しているテーマなのでユーザーによる拡張性は高く、機能追加をしたい時など自由にカスタマイズできるのが魅力です。

SWELLはいいテーマなのですが、初心者向けだなと思います。

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